北朝鮮が米朝首脳会談の中止を警告 一方的な核放棄要求に反発

北朝鮮、米朝首脳会談の中止を警告 一方的な核放棄要求に反発
北朝鮮は16日、米国が一方的な核兵器の放棄を要求し続けるなら、来月12日に予定されている
米朝首脳会談を中止する意向だと明らかにした。

北朝鮮の金桂冠第1外務次官は、米国が向こう見ずな発言をし、悪意を隠し持っていると強く非難。
ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を名指しして批判した。
朝鮮中央通信(KCNA)が、談話を伝えた。

金次官はさらに
「我々は過去にすでにボルトンの資質を明らかにしており彼に対する嫌悪感を隠しはしない」
と付け加えた。

金次官は談話で、もし米国が「我々を追い詰め、我々が核兵器を放棄するのを一方的に要求するなら
我々は協議への関心を失い、予定されているDPRKと米国の首脳会談を受け入れるべきか
再考せざるを得なくなる」と述べた。
DPRKは、北朝鮮の正式な国名「朝鮮民主主義人民共和国」の英語の頭文字からとられている。

次官はさらに、自分たちは米国との首脳会談が「朝鮮半島の緊張緩和と素晴らしい未来を築く
大きな一歩になるとの高い期待」を寄せているものの
「米国が馬鹿げた発言を吐き出すことで、首脳会談を前に我々を挑発しているのは、非常に残念だ」
と非難した。

金次官は北朝鮮指導部で大きな影響力があり、対米交渉にも参加経験がある。金次官の談話は
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の個人的承認を得ている可能性が非常に高い。

シンガポールで6月12日に開催予定の米朝首脳会談には、高い関心が集まっている。
実現すれば歴史的なものとなる首脳会談は元々、北朝鮮が朝鮮半島の非核化への強い決意を
表明したことで合意された。

北朝鮮の非核化の表明が具体的に何を意味しているのかは不明だが
同国は今月下旬に予定する核実験場の廃棄を外国メディアに取材させると発表している。

なぜボルトン氏を名指し
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ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)
超タカ派のボルトン氏は先月、北朝鮮の非核化に「リビア方式」を適用すべきだと示唆した。
これについて多くの専門家は、2003年に当時のカダフィ政権が大量破壊兵器の開発放棄を約束し
国際機関の査察を受け入れた後、政権が崩壊した経緯があるため、北朝鮮の警戒心を呼ぶだろうと
指摘していた。

金次官はこれについて、ボルトン発言は
「対話を通じて問題を解決しようという意図の表現ではない」と批判。
「要するにこれは、国のすべてを大国に明け渡したために崩壊したリビアやイラクのような運命を
尊厳ある我が国に押し付けようとする、非常に悪意のある動きの表れだ」
と反発した。

金次官は、「もしトランプ大統領が前任者たちと同じ道を進むなら、前任者たちよりも悲劇的に
成功を逃した大統領として記録される。
前例のない成功を収めたいという、本人の当初の野心からは程遠いことになるだろう」と警告した。

北朝鮮はこの談話発表に先駆けて、16日予定されていた南北の閣僚級会談の中止を発表しており
交渉の先行きに暗雲が生じていた。
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11日に始まった「マックスサンダー」は当初、平昌冬季五輪と開催時期が重なっていた
南北閣僚級会談を中止
軍事境界線(DMZ)上にある板門店で開かれるはずだった閣僚級会談では
先月27日の歴史的な南北首脳会談で発表された「板門店宣言」の内容がより
具体的に話し合われる予定だった。

しかし、11日に始まった米韓の合同空軍演習に反発した北朝鮮が会談をキャンセルした。

「マックスサンダー」と呼ばれる今回の軍事演習は当初、今年2月に韓国・平昌で
開催された冬季五輪と時期が重なっていたが、南北関係の緊張緩和が予想外に進むなかで
延期されていた。

北朝鮮は一時、軍事演習の必要性を理解すると述べていた。

しかし、16日のKCNAの報道は、軍事演習を「挑発行為」と呼び、緊張が高まっていた
時期のものと同様の表現に戻っている。

<解説>北朝鮮はなぜ姿勢を変えたのか
ローラ・ビッカー特派員 BBCニュース(ソウル)
北朝鮮の体制が何年もかけ、多大なコストを払って核兵器備蓄を積み上げた唯一の目的は
生き延びるためだった。

したがって、13日のボルトン氏のように、北朝鮮の非核化をリビア、あるいはまさにイラクと
比較するのは、北朝鮮にとって安心できるものではない。
リビアもイラクも、当時の体制は崩壊している。

金次官の談話は、トランプ政権への威嚇射撃でもある。トランプ政権が首脳会談をどれほど
望んでいるか、またそれが、最大限の圧力をかけるというトランプ氏の戦略によって
得られた成功だと説明されているのを、北朝鮮は認識しているだろう。

この自慢話に北朝鮮政府がいら立っている兆候はあったが、北朝鮮は政権で一定の立場にある
人物から反論させることにした。

北朝鮮は、交渉の席に着く自分たちは強い立場にあるのだと、世界に知らしめようとしている。
あらゆる譲歩をしてきたと彼らは感じているかもしれない。

ミサイルの発射実験を中止すると表明し、拘束していた米国人3人も解放した。
金委員長は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とも会い、共同記者会見を行った。
さらに、海外メディアが見守るなかで核実験施設の放棄を近く実施する。

そのため、北朝鮮にとってうれしくない取引をトランプ政権が自分たちの功績のように言うのには
我慢がならなかった。

談話は、北朝鮮が喜ぶような取引が提案されるまで、シンガポールで予定されるトランプ氏との
首脳会談から席を蹴って出ても構わないと、かなりはっきり表明している。
(提供:BBC)
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また北朝鮮の朝鮮中央通信は16日には11日から行われている米韓の合同空軍演習に強く反発し
同日予定されていた南北閣僚級会談を中止すると報じました

◆「遺憾だ」 北朝鮮の“中止表明”に韓国は不快感(18/05/16)
 

北朝鮮は日本国が"保険"として建国した第二の日本
金王朝は全て日本人




今回の北朝鮮のドタキャンには日本側の意図が見て取れるので大変に興味深く
安倍首相の米韓に対する政治手腕に注目したいと思います
過去のニュースもそうですが今後の北朝鮮のニュースは日本の声だと置き換えて読み解くと
より正しく面白いと思います
金正恩の祖父  金日成は伊達家の御曹司25





日本と北朝鮮対アメリカと韓国











カテゴリ: NEWS・その他

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